BIRKENSTOCKスニーカーのクリーニング
3足のうち黒のビジネスシューズは、右足ソールのつま先側底の一部が剝がれてしまいゴム用の接着剤で処置しています。赤のスニーカーと、カンペールのベージュのスニーカーは長年大切にして履いているので汚れを落として下さい。
O.K様よりご依頼
3足お預かりしまして、特に赤のBIRKENSTOCKスニーカー先端が傷によりスレが目立っていました。
仕上げ時で出来る限りの対応をするようにして、靴紐をほどきます。
靴ひも洗浄は選ばれていなかったため、なくさないよう保管をします。
中のゴミを取り除き、少し固めのブラシでアウトソールを特殊洗剤とともに洗っていきます。
中はロゴが消えないよう注意しながらスポンジで優しく洗浄を施し、表面も傷が入らないよう柔らかめのブラシでクリーニングしました。
乾燥後は、近い色のクリームで保革をしつつ、つま先の復元を施しています。
最後全体をシューズブラシでブラッシングをし、靴ひもを通して終了です。
アフターです。
思っていたよりだいぶ復元できて良かったです
また、下記お客様より書かれている乾燥材の入れすぎの件ですが、カビ防止のため湿度を下げるために必要ではありますが、多すぎると皮革への乾燥によりひび割れ等を引き起こす場合があるためです。
カビの発生条件は高温多湿であるため、なるべく湿度を一定に保ちつつ風通しのよいところで保管するのが望ましいです。
【お客様からのお喜びの声】
2度目の依頼です。同封されていた靴の保管の仕方を読み、乾燥材の入れ過ぎは皮によろしくないという事を知りました。とても勉強になります。
靴のカビとの付き合いが続くので注意して大事に靴を守っていきたいです。仕上がりがとてもきれいで、ありがとうございました。


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