【靴のメンテナンス】リフト(かかとゴム)交換

リフト(かかとゴム)交換修理

リフト(かかとゴム)交換の修理依頼が入ってきました。
すり減ってヒール本体まで削れる一歩手前かな?と思ってましたら、
ゴムが劣化で欠けていました。

さっそく修復作業に取り掛かりました。
まずは劣化したゴムを取ったあとヒール底を水平になるよう削ります。
削るのはだいたい0.5mm~1.0mm程度でなかなかこれが難しい。

水平になったらゴム板をサイズに合わせてカットします。
ここで接着剤を使用する前にヒール底とゴムを合わせます。
隙間がなければゴムの裏側とヒール底に接着剤を塗布して半乾きになるまで待ちます。

使用している専用の接着剤は乾かしたほうが接着力が増すためです。

乾燥後は機械で圧着をしまして、釘で固定します。
接着した箇所で再び隙間の有無を確認します。
隙間がある場合は接着剤を塗布し直すか、最悪の場合はやり直しです。

隙間がないことを確認したら機械でゴムのまわりを削って整えていきます。
削り終えたらロウを塗って、面取りでゴムまわりの角をなめらかにして完成です。

ブーツなので次活躍するのは冬になりますが、これからも大事に履いてもらいたいものです。

新しいゴムでも数年が経てば経年劣化によりプラスチックのように固くなります。
固くなっていたりヒール本体まで削れそうな場合は交換をおすすめします。

かかとゴムの部分を取ることが出来ないソール一体型の場合は、(主にスニーカー)
すり減っている箇所を補強する修理になります。
ブーツなので次活躍するのは冬になりますが、これからも大事に履いてもらいたいものです。

新しいゴムでも数年が経てば経年劣化によりプラスチックのように固くなります。
固くなっていたりヒール本体まで削れそうな場合は交換をおすすめします。

かかとゴムの部分を取ることが出来ないソール一体型の場合は、(主にスニーカー)
すり減っている箇所を補強する修理になります。
修理依頼があったときに事例としてアップさせていただきます!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP